【中1数学】正負の数で出てくる具体例と用語集

日常において、正の数と負の数の例はいろいろとあります。

この記事では、日常生活でよく出てくる正の数と負の数の例を見ていくことにします。

実生活での正と負の例

実生活での正と負の例は様々あります。以下に、日常生活でよく見られる正と負の例をいくつか示します。

正の数と負の数の例

  • 収入と支出:収入はお金が入ること (プラスのお金) 、支出はお金が出ていくこと (マイナスのお金) を表します。
  • 温度や気温:0℃を基準として、プラス15℃、マイナス3℃などと表すことがあります。
  • 地上と地下:地面より上を地上 (プラス) 2階、地面より下を地下 (マイナス) 3階と考えます。
  • 東西:東へ進むことをプラスと考えると、西へ進むことはマイナスと考えられます。

これらは日常で出てくる正の数と負の数の実例です。

中学1年生で習う正負の数を理解するための用語集

正の数

正の数は、0より大きな数のことを言います。

例えば今まで、1、2、3、・・・という具合に、数を表記してきたと思いますが、正の数と負の数とを区別するために、あえて「+1、+2、+3」などと書きます。

負の数

負の数は、0より小さい数のことを言います。

正の数に対して「-1、-2、−3」などと書きます。

正の数は主に「何かが増えること」を表す際に使うのに対して、負の数は「何かが減ること」を表す際に使います。

符号

そもそも今まで「プラス (+)、マイナス(-) 」などと書いてきましたが、これらの記号は「符号」と呼ばれます。

その数が正の数か、負の数かを知りたいとき「その数の符号は何か?」というような表現をします。

数直線と原点

まっすぐな線を描き、その線の中に「数を表す点」を描き入れたものを数直線を呼びます。

数直線の中には、基準となる「原点」というものを先に書いておいて、その原点を「数としては0を表す点」と決めておきます。

そうすることで、原点よりも右が「正の数」を表し、左が「負の数」を表すことになります。

絶対値

少し難しい表現ですが「絶対値」というものを覚えておく必要があります。

これは何かというと、「数直線上における点と原点との間の長さ」のことです。

例えば「5の絶対値は何か?」と聞かれたら「数直線の上にある5を表す点と原点との間の長さ」のことなので、「5の絶対値は5です!」と答えておけばOKです。

「-5の絶対値は何か?」と聞かれたら「数直線の上にある-5を表す点と原点との間の長さ」のことなので、「-5の絶対値は5です!」と答えておけばOKです。

まとめ

「正負の数」などと、難しそうなイメージがありますが、実際の具体例を通して、理解できてきます。

あとは「数直線」なども実際に描いてみて、このあとに習う「加法と減法」に活かしていくことができます。

例題も解くことで、さらに力がつくので、ぜひやってみて下さい。

算数・数学の個別指導歴15年の鈴木が、中学数学苦手な生徒さんをサポートします。

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