算数の入試問題は「基礎問」に直せる!日々の勉強で大事な練習法

中学受験の算数は「難しい」「特殊」「テクニック勝負」と思われがちです。

しかし、長年指導してきた経験から断言できます。

入試問題のほとんどは、基礎的な解き方に“分解”できます。

だからこそ、日々の勉強では難問演習よりも「基礎練習の質と量」こそが合格を左右します。

この記事では、

  • なぜ入試問題は基礎に直せるのか
  • なぜ基礎練習が不足すると伸びないのか
  • 日々の勉強で本当にやるべきこと

を詳しく解説します。

なぜ入試問題は「基礎」に直せるのか?

入試問題は「複合問題」に見えるだけ

入試問題は一見すると、

  • 見たことがない設定
  • 長い文章
  • 複雑な図形
  • 難しそうなグラフ

に見えます。

しかし実際は、

  • 割合
  • 速さ
  • 面積
  • 規則性
  • つるかめ算・過不足算・仕事算

といった基礎単元の組み合わせにすぎません。

例:速さの入試問題

入試問題では、

  • 途中で折り返す
  • 休憩する
  • 追いかける
  • グラフが出る

など複雑に見えます。

しかし分解すると、

  • 距離=速さ×時間
  • 追いつく → 距離の差
  • すれ違い → 合計の速さ

という基本公式と考え方の組み合わせです。

なぜ基礎練習が不足すると伸びないのか?

① 計算が不安定

入試問題は計算量が多いです。

基礎計算が不安定だと、

  • 途中で止まる
  • ケアレスミス連発
  • 見直す余裕がない

になります。

② 基本解法が瞬時に出てこない

基礎練習が不足していると、

  • 「これは何算?」
  • 「どうやって立式する?」
  • 「何を使うんだっけ?」

と毎回考えることになります。

合格者は違います。

基本解法が“自動で出てくる状態”になっています。

日々の勉強で本当にやるべきこと

① 毎日「基礎一行題」

  • 割合一行題
  • 速さ一行題
  • 比の変形
  • 単位換算
  • 分数計算

これを毎日やること。

たった15分でも構いません。

② 「解き方」を再現できるか確認する

大事なのは、

  • 答えを覚えることではない
  • 解説を読むことでもない

解説を見ずに「自分の力で再現できるか」です。

③ 入試問題を分解する練習

入試問題を解いたら必ず、

  • これは割合
  • これは速さ
  • これは比
  • これは図形の基本公式

基礎に分解する練習をしてください。

これをやると、

「入試問題=基礎の組み合わせ」

という感覚が身につきます。

偏差値50台を目指す子がまずやるべきこと

多くの場合、

  • 難問ばかり解いている
  • 塾の上位クラス向け問題をやっている
  • 基礎を飛ばしている

という状況です。

しかし必要なのは、

  • 計算100題
  • 割合100題
  • 速さの基本パターン反復
  • 図形の面積公式の徹底

という地道な基礎練習です。

よくある質問

Q1. 難しい問題をやらないと差がつきませんか?

A1. いいえ。基礎が完成していない段階で難問に手を出すと、理解が浅くなり、むしろ差が広がります。

Q2. いつから応用問題をやればいいですか?

A2. 基礎問題を

  • 見直しなしで
  • ほぼノーミスで
  • 速く

解けるようになってからです。

Q3. 基礎練習はどれくらい続ければいいですか?

A3. 入試本番までです。

合格者ほど、最後まで基礎をやり続けています。

まとめ

算数の入試問題は、特殊問題ではなく、基礎の集合体です。

だからこそ、日々の勉強では「計算」「一行題」「基本パターン反復」「解き方の再現」を徹底すること。

遠回りに見えて、これが最短ルートです。

もし「基礎が抜けている気がする」「何をやればいいか分からない」「今の勉強法で不安」という場合は、一度学習状況を整理してみることをおすすめします。

算数は、正しい基礎練習を積めば、誰でも必ず伸びます。

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