【なぜこんなに難しい?】中学受験算数が難しい本当の理由と対策

「うちの子は算数が苦手ではないはずなのに、中学受験の問題になると全く解けない…」

このような悩みを持つ保護者の方は非常に多いです。

実際、中学受験算数は学校の算数とはまったく別物と言ってもよいほど難しくなります。

・計算はできるのに解けない
・公式は覚えているのに点数が取れない
・塾に通っているのに成績が伸びない

このような状態になるのは、決して珍しいことではありません。

では、なぜ中学受験の算数はここまで難しいのでしょうか。

この記事では、中学受験算数が難しい本当の理由と、できるようになるための勉強法について、算数専門家庭教師の視点から詳しく解説します。

中学受験算数が難しい理由

理由① 学校の算数とは問題の性質が全く違う

学校の算数は、基本的に

・計算

・公式の適用

・手順通りに解く問題

が中心です。

例えば、「12 ÷ 3 =?」のように、解き方が明確に決まっています。

しかし、中学受験算数は違います。

例えば、

・速さ
・割合
・場合の数
・図形
・規則性

などの単元では、どの解き方を使うのか自分で考える必要があります。

つまり、学校の算数は「解き方が決まっている」、中学受験算数は「解き方を自分で見つける必要がある」という違いが大きいのです。

理由② 問題文が長く、情報整理が必要

中学受験算数の問題は、文章が非常に長いです。

例えば速さの問題でも、

・A地点からB地点へ向かう

・途中で追い越す

・戻る

・再び出会う

など、複雑な設定が登場します。

そのため、

・問題文を整理する

・図を書く

・条件をまとめる

という作業が必要になります。

つまり、中学受験算数は「計算力」よりも「情報整理力」が重要なのです。

理由③ 複数の単元を組み合わせた問題が多い

学校算数では、「割合の問題」「速さの問題」のように単元が分かれています。

しかし、中学受験では

・比 × 速さ

・割合 × 図形

・規則性 × 数列

のように、複数単元が同時に出題されることが多いです。

そのため、「この単元を覚えれば解ける」という単純なものではありません。

理由④ 正しい考え方を知らないと解けない

中学受験算数には、独特の解き方があります。

例えば、

・つるかめ算

・和差算

・旅人算

・植木算

・ニュートン算

などです。

これらは学校では習いません。

つまり、解き方を知らないと解けない問題が多いのです。

理由⑤ 思考力を試す問題が多い

中学受験では、単純な計算問題はほとんど出ません。

多くの問題は、

・考える力

・条件整理

・試行錯誤

が必要になります。

そのため、「計算が速い子」よりも「考える習慣がある子」の方が強いのです。

中学受験算数をできるようにする勉強法

ここまで読むと「やっぱり中学受験算数は難しい…」と思うかもしれません。

しかし、正しい勉強法をすれば、必ずできるようになります。

基礎例題を徹底的に理解する

算数が伸びない子の多くは、難しい問題ばかり解いています。

しかし大切なのは

基礎例題

類題

応用問題

という順番です。

特に重要なのは基礎例題を完全に理解することです。

解説を読むだけでは意味がない

算数の勉強でよくある間違いがあります。

それは解説を読んで「分かった気」になることです。

しかし、解説を理解しただけでは自分で解けるようにはなりません。

重要なのは

・自分で解く

・途中式を書く

・解き直す

という練習です。

図を書く習慣をつける

算数が得意な子は、必ず図を書く習慣があります。

例えば

・線分図

・面積図

・速さの図

・比の図

などです。

図を書くことで

・条件整理

・関係理解

・ミス防止

ができます。

ミス分析をする

算数が伸びる子はミスを分析します。

例えば

・計算ミス

・条件の読み違い

・図を書かなかった

・解き方を忘れていた

などです。

これを分析しないと同じミスを何度も繰り返します。

まとめ:中学受験算数は「思考力の教科」

中学受験算数は、学校の算数とは全く違う教科です。

難しく感じるのは当然です。

しかし重要なのは、

・基礎例題を理解する

・自分で解く習慣

・図を書く

・ミス分析

この4つです。

これを継続すれば、算数は必ず伸びます。

中学受験算数は才能ではなく、正しい学び方で伸びる科目なのです。

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