模試を受ける中学3年生必見! 模試で点数を取る2つの視点について

こんにちは。世田谷区のプロ家庭教師、数学学習コンサルタントの鈴木です。

模試で点数を取りたい

模試で、しっかり点数を取ることで、志望校の合格判定性を高めたい

そんな風に思っている生徒さんが、いると思います。

しかし、模試は学校のテストとは違って、どこが出るのか分からないため、勉強しても仕方がない、と感じている生徒さんが多いのも、また事実です。

今回は、模試を受けるに当たって、何をどんな風に勉強すれば良いのかについて、書いていきたいと思います。

どこを勉強すれば良いのか?

例えば、この時期に、公立中学の中学3年生が、模試を受けるとしましょう。

すると、勉強すべきポイントは、中学1、2年生の範囲全てと、中学3年生の1学期に習った因数分解の計算ということになります。

もう一つ例を出すと、高校1年生の生徒さんが、この時期に模試を受けるということであれば、中学校で習った全ての範囲と、高校1年生の1学期に習った因数分解の計算や、2次方程式、2次関数の基本などを勉強しておくことが望ましいでしょう。

この例から分かることは、基本的には模試を受けるまでに習った分野、単元のことは、ほぼ全て勉強しておく必要があるということです。

高得点を取りたいという人は、少なくともこうした考え方は、持っておいた方が良いのではないでしょうか。

演習問題で実力を試す

習ったところ全てを勉強すると言われても、模試までの日にちが少なかったりと、できることとできないことがあることは確かです。

にもかかわらず、多くの生徒さんが、習ったところの基本問題から、一つ一つ勉強するのですが、これでは勉強すべきことを、全てカバーできないばかりか、できないところが見つかったときに、勉強することが嫌になりかねません。

ですので、おすすめしたいのは、問題集や参考書があれば、それぞれの分野単元の演習問題を解いてみることです。

例えば、中学3年生の生徒さんが、模試を受けるとしましょう。

1次関数をもう一度勉強するときに、勉強しておいた方が良いのは、例えば

1.グラフが描いてあって、そのグラフがどんな式で表わされるのかを求めてから

2.グラフ同士の交点を求め

3.最後にグラフやx軸で囲まれた三角形の面積を求める

といった具合に、たった1問解くだけで、1次関数の全てを勉強し直せるレベルの問題ということです。

まとめ

基礎からコツコツやることは大事なのですが、模試のための勉強となると、少しだけ、見方を変える必要があります。

というのも、模試は基礎ができ上がっていることが前提としてあるからです。

この場合、基礎とは何を示すのか?ということについては、意見が分かれるところかもしれないのですが、基礎ができ上がっているとは、教科書の例題を、ヒントなど何も見ずに、最後まで解ききれるだけの力が身についていることを指します。

いたるところでお話していますが、模試に限らず、入試レベルの問題を解くには、教科書の例題を自分一人で解けることが、まずは第一です。

それができた上で、模試のための演習問題や、難しい問題にも挑戦できると良いですね。

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