今日は簡単に、数学の学力を伸ばすのに必要な5つの力について書きます。
マネをする力
みなさんは「例題」を必ず解いていますか?
「例題」の解説を読み、その解説が正しいかどうかを判断して、「何がきっかけで正解が出たのか」を振り返っていますか?
このようなプロセスを経て「正解できたきっかけ」を見つけることで、そのきっかけを「考え方」として受け入れた上で、それらをどんどん「マネ」して下さい。
振り返る力
問題文を何度も読み返してみたりしていますか?
自分が書いた図や式などが正しいかどうかを、振り返っていますか?
このような「振り返り」は、「見直し」につながる元になります。
思い出す力
前に習った単元を思い出しながら、問題を解いていますか?
「正しいかどうかを振り返る」と書きましたが、正しいかどうかを判断する一つの材料として「前に習った単元を思い出すこと」が大事です。
「前にこんなことを考えて正解できたな」ということを思い出しながら、今自分が考えていることが正しいかどうかを判断してみて下さい。
正誤判断する力
もう既に書いていますが、数学でも算数でも「正しいかどうかを、自分で判断すること」を通して、正解に辿り着けます。
「これは正しい」と、一瞬思い込むことは悪くないのですが、そのときに「じゃあ正しい理由は何か?」「その理由こそ正しいものなのかどうか」を、自分で判断しましょう。
何も見ずに正解を出すこと
よく「解説を見て解いた」「調べながら解いた」という声をよく聞きます。
悪くないのですが、そのあとにもう一度「何も見ずに、考え方をマネして、正しいかどうかを判断した上で、正解を出すこと」を行って下さい。
ここまでできて初めて「理解できた」「身に付いた」「勉強できた」ということができます。
まとめ
今日はかなり簡素に、数学・算数を学ぶ上で大事なことを書きました。
簡素ですが、これらのことを全てできていますか?
これら一つでもかけたら「数学が分からない状態」になってしまいます。
ぜひとも参考にしてみて下さい。