中学受験を目指す小学生にとって、算数は最も大きな壁の一つです。
特に算数が苦手なお子さんにとっては、「他の子ができる問題が解けない」「試験本番で時間が足りない」といった悩みがつきものです。
しかし、算数が苦手でも合格を勝ち取ることは十分可能です。
本記事では、算数が苦手でも中学受験を乗り切るための戦略を紹介します。
算数は基礎問分野で満点目指せれば良い
算数が苦手なお子さんの場合、無理に難問を解こうとすると学習の負担が大きくなります。
そのため、まずは基本的な計算問題や一行問題、典型的な応用問題を確実に解けるようにしましょう。
多くの中学入試では、基礎レベルの問題だけでも一定の得点を確保できるように作られています。
具体的には、
- 計算ミスをなくすために、毎日10分の計算練習を継続する
- 基礎的な文章題(和差算・割合・速さなど)を確実に理解する
- 苦手分野を重点的に復習し、得意分野の基礎固めを行う
このように、基礎を徹底すれば、算数の点数を安定させることができます。
他の得意科目を伸ばすことも忘れない
中学受験では、算数だけでなく国語・理科・社会の総合点で合否が決まります。
算数が苦手だからといって、算数ばかりに時間を割きすぎるのは危険です。
他の科目でしっかり得点を稼ぐことが、合格への近道となります。
特に、
- 国語:読解力を強化し、記述問題を得点源にする
- 理科・社会:暗記分野を得意にして、高得点を狙う
得意科目をさらに伸ばし、全体の得点バランスを取ることが重要です。
とにかく最後は過去問とその類題を解く
中学受験において、過去問演習は最も効果的な学習方法の一つです。
過去問を解くことで、試験の傾向や時間配分の感覚をつかむことができます。
過去問演習のポイントは以下の通りです。
- 志望校の過去問を最低8年分解く
- 間違えた問題の類題を解き、理解を深める
- 試験本番と同じ環境(時間制限あり)で解く
また、解き直しの時間をしっかり確保し、「どこでミスをしたのか」を振り返ることが大切です。
まとめ
算数が苦手でも、中学受験を乗り切ることは十分可能です。
- 基礎問題で確実に得点し、難問にはこだわらない
- 他の科目を得意にして、トータルで点数を伸ばす
- 過去問演習を重ね、本番での対応力を鍛える
苦手科目に過度にこだわるのではなく、戦略的に学習を進めることが合格への鍵です。
しっかりと計画を立て、最後まで諦めずに頑張りましょう!

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