【中学受験】残り2か月! 最後の逆転を生む勉強法と家庭のサポート完全ガイド

中学受験まで残り2か月。

「時間が足りない…」「焦りばかり増える…」という声が、毎年もっとも多くなる時期です。

しかし、この2か月で成績が最も伸びる子が一定数いることをご存じでしょうか?

それは、やるべきことを絞り、優先順位を間違えず、家庭のサポートが整ったお子さんです。

この記事では、残り2か月で合格可能性を最大化するための具体的な勉強法・家庭での過ごし方・注意点を、プロ家庭教師の視点から徹底的に解説します。

残り2か月の全体戦略

①勉強の目的は「点を取る単元にしぼる」

残り2か月で重要なのは、苦手つぶしではなく 「点を取れる問題を確実に拾う」こと です。

  • そこそこできる単元を “合格レベルまで” 引き上げる
  • 基本問題を絶対に落とさないようにする
  • 本番での得点源を固める

逆に、以下は手を広げすぎないことが大切です:

  • 今から新単元の深追い
  • 長年苦手だった領域の高難度問題の攻略
  • 応用問題の“型”をゼロから覚え直すこと

2か月は短いようで長く、正しく使えば十分に逆転できます。

②「過去問」と「基礎復習」の二本柱で戦う

残り2か月は、教材を増やす必要はありません。

やることは「過去問」と「基礎の徹底」の2つだけ。

●過去問

  • 志望校:最低3〜5年分は本番時間で解く
  • 併願校:合格ライン+10点を目安に
  • 解説は「丸暗記」ではなく「解法の再現」を重視

●基礎復習

  • 苦手単元ではなく「落とせない基礎問題」を完璧に
  • 計算・割合・単位換算は毎日5〜10分でOK

過去問で見えてきた「得点可能部分の取りこぼし」を確実に潰します。

③2か月間は「入試本番の動きを練習する期間」と考える

  • 本番と同じ時間帯で問題を解く
  • 朝型へ完全移行
  • 残り時間の管理を徹底
  • ミスした後の切り替え練習

本番で高得点を取る子は、2か月前から本番同様の生活リズムに入っています。

科目別の2か月対策

算数:最優先は「ミスをなくす仕組みづくり」

算数は2か月で最も伸びやすい科目です。

●優先順位

①計算ミスをなくす(計算の見直しルールを決める)
②基本問題の「取りこぼしゼロ」
③志望校過去問でよく出る1〜2分問題の反復
④応用問題は「できるものだけの精度を高める」

●毎日の定番メニュー

  • 計算10問
  • 1〜2分問題(割合・図形・速さなど)2〜3問
  • 過去問の直し(1日1ページでもOK)

国語:記述より「取りやすい選択問題」を確実に

国語は伸び方に個人差がありますが、2か月で結果が出やすい部分があります。

●優先順位

①漢字と語句
②選択問題の根拠読み
③文章の要点をつかむ練習
④記述は満点を狙わず「部分点を正確に取る」

理科・社会:暗記は“読むだけ”にしない

2か月は知識問題の伸びしろが非常に大きい時期です。

●効果的な復習方法

  • 音読しながら覚える
  • 図や写真でイメージを入れる
  • 頻出単元(ばね・浮力・天体・歴史の重要人物など)に集中
  • 一問一答を1日15分だけ回す

合格を近づける家庭のサポート方法

①「家の空気を整える」ことが得点につながる

残り2か月の家庭の役割は、勉強を教えることではありません。

子どもの集中力を最大化する“環境マネジメント”が最重要。

  • 叱らない
  • 新しい教材を増やさない
  • 子どもを比較しない
  • 家の中を落ち着いた雰囲気に保つ
  • スケジュールは親が管理し、子どもは目の前の課題に集中

②スケジュールは「1週間単位」で管理する

2か月を「日々の積み上げ」で考えると失敗します。

  • 1週間でやるべきことをリスト化
  • 毎日ではなく “週で” 達成できれば合格圏
  • 子どもの疲れやメンタルに合わせて調整できる

③睡眠と体調管理は“点数”に直結する

  • 就寝は22時前
  • 朝型リズムへ変更
  • 試験当日の起床時間で生活
  • 食事は消化の良いもの中心
  • 体調が崩れた日は学習量を大幅に減らしてOK

やってはいけないNG行動

以下を避けるだけで、合格率は大きく上がります。

●NG① 苦手単元をゼロから完璧にしようとする

→ 大きな時間ロス。得意単元の強化が最優先。

●NG② 参考書・問題集を増やす

→ 直前期は “絞る” ほど伸びる。

●NG③ 点数に一喜一憂しすぎる

→ 目標は「合格者平均に乗せること」。日々の点数は気にしない。

●NG④ 子どもを追い込みすぎる

→ メンタルが崩れると本番で力を出せない。

直前期の1週間スケジュール例(残り2か月版)

曜日やること
過去問(算数)+直し
過去問(国語)+語句・漢字
理科(頻出単元)+一問一答
社会(地理 or 歴史)+暗記確認
算数の基礎問題の反復
志望校セット演習(2科 or 4科)
弱点の軽い復習+休息日

※ポイントは 「無理なく回せる量で固定化すること」

よくある質問

Q1:過去問で合格点に届きません。どうすればいい?

→ 合格点に届かなくても心配不要。まずは 「合格者平均点」に安定して乗ること を目標にしてください。その後、取りこぼしている基本問題から順に修正します。

Q2:苦手単元が多すぎて、何から手を付ければいい?

→ 苦手単元の中でも「本番で頻出で、基礎レベルの問題」だけに絞りましょう。全部はできなくて大丈夫です。

Q3:やる気が落ちているときは?

→ 叱らず、まず休ませることが最優先。直前期はメンタル管理が結果を大きく左右します。


まとめ

中学受験までの残り2か月は、焦る時期のようでいて、実は もっとも伸びる“最後の黄金期間” です。

重要なのは次の3つのみ:

  1. 過去問 × 基礎の徹底
  2. 得点源の単元を最大化すること
  3. 家庭の環境を整え、落ち着いた生活をすること

この2か月を丁寧に積み重ねれば、まだまだ十分に合格ラインへ到達できます。

どうしても計画が立てられない場合は、個別にお子さんの状況を伺いながら「2か月専用の学習計画表」を作成することもできますので、お気軽にご相談ください。

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