中学受験本番で合格者平均点を狙える「受験直前」の算数勉強法

こんにちは。算数・数学プロ家庭教師の鈴木です。

また今年も中学受験1か月前となりました。

実際に今年受験されるご家庭では、本番に向けて勉強を進めていらっしゃるお子さんのご様子など、いかがでしょうか。

今日はそんな、受験までの残り1か月間で、算数において「これだけはしておきたいこと」について解説します。

これからお伝えすることは、私が受験の直前に生徒さんと相談しながら決めてきたことや、親御さんからのご質問に応えてきたことを通して、私自身が理解できたことなどが主な内容です。

ですので、これから受験されるお子さんのお役に立てることが、間違いなくあるのではないかと思いますので、ぜひ最後までご一読下さい。

勉強法その① 「できるようになった問題」をもう一度繰り返し解く!

今の時期は「できないことをできるようにする時期」ではなく、できるようになった問題を「もう一度ヒントなしに正解できるかどうかを確かめる時期」です。

せっかくできるようになったことでも、問題演習を続けていなかったら忘れてしまう可能性もあります。

そのようなことをなくす意味でも、できるようになったことを「本当に今でもできるかどうか」を確かめてみて下さい。

勉強法その② 過去問に集中する!

「過去問以外の問題集もやらなければいけない」と思っている人もいるようですが、この時期は過去問を解くことが最優先です。

過去問を解き「どの単元の問題がどのように問われるのか」「どのように考えて正解できるのか」を知り、実際に正解できておきたいところです。

こちらの記事で、過去問を使った勉強の仕方についても解説していますので、あわせてお読み下さい。

勉強法その③ 第二志望の過去問演習も忘れずに解く!

忘れてはいけないのが「第二志望の過去問」です。

というのも、中学受験に限らず「偏差値が高いからといって問題が難しいわけではない」ということと、いくら第二志望でも「対策をしていなかったら不合格になる」という事実があるからです。

「第二志望は第一志望よりも偏差値が低いから・・・」「第一志望の過去問ができれば第二志望も・・・」といって、過去問を解かないのは危険なのです。

まとめ

非常にシンプルにするべきことをまとめてみましたが、いかがでしょうか。

受験の直前期になると「あれもやらないと・・・」「これができていないから、まずはこれを覚えないと・・・」と思ってしまう人もたくさん見てきました。

しかし、大事なのは「目標から逆算したときに、今していることが目標達成につながることかどうか」を考えた上で、「しなくても良いこと」を明らかにしつつ「必ずすべきことに時間を割くこと」です。

「できるようになってきたこと」を忘れていないかどうかを確かめるだけでも、入試本番で得点できる点数は変わってきますので、ぜひそのような視点も持ってみて下さい。

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