中学生になってから数学が苦手になった…と悩んでいませんか？
数学は「できないまま放置」すると苦手意識がどんどん強くなり、成績も下がってしまう科目です。
しかし、正しい勉強法を意識すれば、今からでも着実に成績を伸ばすことはできます。
この記事では、数学に苦手意識を持っている中学生が、無理なく実力アップを目指せる「具体的なコツ」を紹介します。
どれも今日から実践できる内容ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください！
とにかく「できる問題」からはじめる
まず大事なのは、「できる問題」から取り組むことです。
いきなり難しい問題に挑戦すると、できなかったときに自信を失いやすくなります。
逆に、基本的な問題で「正解できた」という経験を積み重ねることで、自然と前向きな気持ちが育っていきます。
特に教科書の例題や、基礎問題集の簡単な問題から取り組み、「解ける感覚」を体に染み込ませましょう。
成功体験を重ねることが、次の一歩につながります。
自分がどんなミスをしたのか振り返る
数学の成績アップには、「ミスの分析」が欠かせません。
問題を間違えたとき、「なぜ間違えたのか」をそのままにせず、必ず振り返る習慣をつけましょう。
たとえば、計算ミスなのか、公式の適用ミスなのか、問題文の読み違いなのか――原因をはっきりさせることで、次に同じミスを防ぐことができます。
「間違いノート」を作って、自分専用の弱点リストを作るのもおすすめです。
「例題」とその「類題」を必ず解く
数学が苦手な中学生にとって、「例題を理解して終わり」では不十分です。
必ず例題に似た「類題」も解き、自力でできるか確認しましょう。
例題は「お手本」であり、類題は「実践」です。
例題だけだと「分かったつもり」になりがちですが、類題を解くことで「本当に理解できているか」をチェックできます。
同じ型の問題を繰り返し解くことで、知識が確かなものになります。
「解き方に共通するポイント」を見つける
単に問題を解くだけでなく、「どういうときにこの解き方を使うのか」という共通点を意識することも大切です。
例えば、文章題なら「割合の問題だと分かったら、まず割合＝比を使う」といったように、問題のパターンと解き方をセットで覚えていきましょう。
「この形ならこの解き方」という結びつきをたくさん作ることで、初見の問題にも柔軟に対応できるようになります。
テスト形式の問題演習を取り入れる
数学の実力を伸ばすためには、「テスト形式」での練習も欠かせません。
時間を計りながら、数ページ分を一気に解く練習をすると、実戦力がグンと上がります。
普段は１問ずつじっくり解いていても、テスト本番では「限られた時間で多くの問題を正確に解く力」が求められます。
日頃からテストに近い環境で練習することで、ミスを減らし、問題を解くペース配分も身につきます。
まとめ
数学が苦手な中学生でも、正しいコツを押さえれば必ず成績は上がります。
- まずは「できる問題」から始めて自信をつける
- ミスをしっかり振り返る
- 例題と類題をセットで解く
- 問題の「解き方の共通点」を見つける
- テスト形式で実戦練習する
これらを意識して勉強に取り組めば、少しずつ数学に対する苦手意識が消え、得意科目へと変わっていくでしょう。
焦らず一歩ずつ、確実に力を伸ばしていきましょう！