中学受験に受かる子に共通していた「5つの特徴」

こんにちは。算数・数学専門家庭教師の鈴木です。

「中学受験に受かる子には、どんな特徴がありますか?」

こんな質問もたまにあるんですよね。

「確実にコレ!」という答はないのですが、いくつかの「共通点」はあります。

塾講師時代から今まで、私が見てきた中学受験の生徒さんは素晴らしいことに「全員合格」していますので、その生徒さんたちにどういった共通点があったのかについて、書いていきたいと思います。

【受かる子の特徴①】楽しそうに塾へ行く

このことが全てだと思うのですが、受かった生徒さんはみな、本当に楽しそうに塾に行っていましたね。

私は仕事柄、大手の塾さんに通う生徒さんを多く見ていますが、成績がすぐに上がる子などは共通して、塾が楽しそうでした。

「塾に知ってる友達がいる」「先生が面白い」などなど、塾に対して良い印象を持っている子は、勉強に対しても前向きに取り組む (できるまでやる! という気持ちを持っている) ことが多いです。

【受かる子の特徴②】決して「ガリ勉」ではない

中学受験というと「勉強しかしてない子しか受からない」というイメージもあるようですが、そのイメージは否定されます。

受かった生徒さんは勉強以外にもスポーツの大会に出ていたり、ピアノを習っていたりと「自分の好きな習い事」を、割と受験直前までしていることがほとんどでした。

勉強以外のところで「勉強に大いに関係ある日常の現象」を感じることがあるからこそ、それが役に立っているのかもしれません。

【受かる子の特徴③】朝に基礎練をしている

受かった生徒さんは、朝の15分間は「計算問題を解く時間」「漢字テストの時間」などに当てていました。

この繰り返しによって「算数の模試では計算問題でミスしなくなった」などの効果を得る生徒さんが多く出てきました。

ちなみにですが、計算などの「アウトプット重視の勉強」は朝、「何かを覚えるようなインプット重視の勉強」は寝る前にするのが効果的です。

【受かる子の特徴④】会話が上手い

「会話が上手い」というのは何も「しゃべるのが上手い」ということではなく「人の話を聴くのが上手い」ということです。

こちらの質問を最後まで聞き「自分は何を聞かれているのか」を把握した上で、自分の考えを答えることができています。

このような姿勢は、問題を解くときにも「最後まで問題文を読む」「出題者から何を問われているのか」を知った上で正解を出すことにもつながっています。

【受かる子の特徴⑤】自分で正解を出せる

先生からヒントをもらったりしながら問題を解くこともあるかと思いますが、最後はヒントなどもらわずに、自分の考えをアウトプットするだけで問題に正解できる生徒さんは、間違いなく合格できる見込みがあります。

私は授業のときに「生徒さんの目線」も気にしながら指導にあたりますが、生徒さんの目線が「問題文や図、自分の書いた式」などを行ったり来たりしているところを見ると「この子は正解を出そうとしている」と確信を持つことができます。

このようなタイプのお子さんは、受かるタイプの子と言えます。

まとめ

もちろん、ここに書いたようなタイプのお子さんが「絶対に受かる子」などと言いきることはできないですし、見てきた生徒さんそれぞれに思考の特性があることも事実です。

いろいろと書きましたが、一番初めに書いた「楽しそうに塾に行く」というのは、最も大事なことかと思います。

いやいややらされるよりも「自分が勉強したい」と思えることの方が、中学受験では大事にしたいことの一つです。

また、今はここに書いてあることがお子さんに当てはまらなくても、例えば「勉強しているうちに塾が楽しくなってきた!」と思えるようなきっかけなども、出てきたりすることがあるのではないでしょうか。

勉強しているはずなのに、算数の成績が伸びない・・・。

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