【東洋英和の算数】2026年の入試から食塩水の問題を解説

こんにちは。

プロ家庭教師の鈴木です。

これまで多くの「算数が苦手な子」を指導してきましたが、食塩水の問題でつまずく原因は、ほぼ共通しています。

それは、「何から考えればいいか分からない」ことです。

今回の問題も、一見するとかなり複雑ですが、実は正しい順番で考えれば、シンプルに解ける問題です。

この記事では、

・重さの求め方

・濃度の考え方

・ミスしやすいポイント

を、親子でも理解できるように丁寧に解説していきます。

問題はこちらです。

食塩水A,B,Cについて,次のことが わかっています。

・BとCをすべて混ぜると,濃度11 %の食塩水が 350 gできる。

・Aの半分とCの半分を混ぜると,濃度8%の食塩水が 250 gできる。

・AとCのすべてとBの半分を混ぜると,濃度8%の食塩水が 600 gできる。

それぞれの食塩水の重さと濃度を求めなさい。

問題の全体像を整理しよう

まずは条件を整理します。

・B+C → 350g(11%)

・Aの半分+Cの半分 → 250g(8%)

・A+C+Bの半分 → 600g(8%)

ここで大事なのは、「いきなり濃度を求めない」ことです。

まずは「重さ」から考えます。

ステップ① 重さを先に求める

条件を式にする

問題文から次のことが分かります。

・B+C=350g

・Aの半分+Cの半分=250g → A+C=500g

・A+C+Bの半分=600g

ここで注目ポイントは、すでに「A+C=500g」と分かっていることです。

Bの重さを求める

3つ目の式に代入すると

A+C+(Bの半分)=600

500+(Bの半分)=600

このことから、Bの半分=100g、B=200gと分かります。

AとCを求める

B+C=350gより、200+C=350、C=150g

A+C=500gより、A+150=500

A=350gとなります。

ここまでのまとめ

・A=350g

・B=200g

・C=150g

まず重さを確定させるのが最大のポイントです

ステップ② 食塩の量を求める

次に、それぞれの食塩の量を

・A:a g

・B:b g

・C:c g

とします。

条件を食塩の量で考える

① B+C(11%)

b+c=350×0.11=38.5g

② A+C(8%)

ここでの重要ポイントは、「半分ずつ混ぜても濃度は変わらない」ということです。

つまり「a+c=500×0.08=40g」と分かります。

③ A+C+Bの半分(8%)

a+c+(bの半分)=600×0.08=48g

bを求める

③ − ②より、

(bの半分)=48−40=8g

b=16g

cとaを求める

b+c=38.5より、16+c=38.5

c=22.5g

a+c=40より、

a+22.5=40

a=17.5g

ステップ③ 濃度を求める

最後に濃度です。

・A:17.5 ÷ 350 = 5%

・B:16 ÷ 200 = 8%

・C:22.5 ÷ 150 = 15%

最終答え

食塩水重さ濃度
A350g5%
B200g8%
C150g15%

この問題で差がつくポイント

① 重さ→濃度の順で考える

いきなり濃度にいくと、ほぼ確実に混乱します。

まずは「重さだけ」に集中する

② 「半分でも濃度は同じ」に気づけるか

これは中学受験で非常によく出るポイントです。

量が変わっても、中身の割合は変わらないということです。

③ 式をシンプルに保つ

「A+C」をまとめて扱うことで、一気に楽になります。

バラバラに考えないことが重要です。

まとめ

今回の問題のポイントはシンプルです。

・① まず重さを求める

・② 食塩の量を考える

・③ 最後に濃度を出す

そして何より大切なのは、「解き方の型」を身につけることです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

もし、

・食塩水や割合で毎回つまずく

・解説を読んでも理解できない

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それは「才能」ではなく「学び方の問題」です。

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