こんにちは。鈴木です。
受験直前、どう勉強を進めるのがお子さんにとって良いのか、悩むときもありますよね。
過去問で、点数が取れたり取れなかったり、前はできたはずなのに、ここへ来てできなくなっているということも、あるかと思います。
今日は、そんな受験直前の不安を除くためにすることについて、書いていきます。
できることをチェックする
勉強していると、できなかったことばかりに目をとられがちです。
あんなに勉強したはずなのに、なんでこれしかできないのかと、落ち込むこともあるかもしれません。
ただ、勉強していて、何もできていないはずはないのです。
受験直前は、できたことにこそ目をつけて、そこからまた更に、何ができるのかを考えていくことが、お子さんにとってプラスになります。
できなかった問題は「次解ければ良い」と言い聞かせる
たとえ過去問などで、できなかった問題があっても、次また解くときにできれば良いのです。
逆に、課題が見つかったことで、その課題を中心として勉強を進めることもできます。
入試本番のときに、あのとき勉強しておけば良かったと感じることが出てくるより、今やり直ししておくことが見つかる方が良いのです。
1カ月前の自分と比べる
もちろん、入試本番でのお子さんをイメージしたときに、理想を高く持つことも大事です。
ただ、受験前不安に思うのは、やはりそうした理想に対して、今の実力がもの足りなく感じるからでしょう。
そんなときは、1カ月前のお子さんと比べてみて、お子さんがどう変わったのかを考えてみて下さい。
かならず、できるようになってきたことはありますし、すぐに理解できることも増えてきたはずです。
1カ月前だけではなく、3カ月前、半年前、1年前のお子さんと比べてみてどうなのか、振り返ることも大事です。
増えてきた◯の数を数える
問題のマル付けをしてみて、マルが増えてきたという実感を持つことも大事です。
マルの数が減っているということであれば、それはどこかで勉強の仕方を間違えていたという他ありません。
そうでない限り、マルが増えてきたことに対しては自信を持ち、入試本番まで、次また同じ問題を解くときに、必ずまたマルにすることを意識して、勉強をして下さい。
まとめ
入試直前は、さまざま不安があっても仕方ありません。
大事なことは、理想を持ちつつも、これまでと比べてみて、良い方向に何がどう変わったのかを知ることです。
この時期は、お子さんが本番のテストで、かならず点数を取るべきところを正しく把握し、そうしたところで、点数を落とさないためにどうするのかを考えて、実行することです。
残り少ないテスト勉強の期間を、不安を持ちながらも、その不安を除けるような気持ちを、持てると良いですね。