こんにちは!算数数学プロ家庭教師の鈴木です。
「中学受験をしたいけれど、算数がとても苦手」「算数だけは勉強しても全く伸びない」
このようなお悩みはありませんか?
この記事では、実際に私が実践している「算数の正しい学び方をもとにした指導法」について解説します。
ここに書いてあることをそのまま生徒さんに実行してもらったところ「偏差値40から61」まで伸びたという嬉しいお声もいただいております。
ぜひ最後までお読みいただき、日々の勉強に取り入れてみて下さい。
算数の克服ステップ① 理解できているところを把握する
まずはお子さんに「自分はこれなら何も見ないでできる」という問題を見つけてもらいましょう。
例えば比の問題を習ってきたということであれば、比の問題の中でも「ものの個数に関する問題ならできる」という具合に、どんな問題なら正解できるのかを、お子さん自身が分かることが大事です。
算数の克服ステップ② 「正解できた理由」を見つける
次にステップ①において「実際に正解できた問題」をもとに「どのように考えることで正解できたのか」を振り返ってみて下さい。
上の例のように「比の問題」であれば「線分図を描いたら正解できた」という子もいれば「文章をそのまま式にすればできた」と気づく子もいるでしょう。
問題を解くにあたり「何が一番大事だったのか」を把握しましょう。
算数の克服ステップ③ 間違った問題を解き直す
「解き直し」は本当に多くの生徒さんが嫌うことですが、すぐに解き直しをしましょう。
このとき「なぜ間違ったのか」ということよりも「どうすれば正解できたのか」という考えに焦点を当てて下さい。
そうすることで、お子さんの中に「こういうところで、こんな風に気をつければ良いのか」という気持ちも生まれやすくなります。
まとめ
今日は簡単に「算数の苦手克服に向けた第一歩」としての克服ステップを解説しました。
この記事の中で特に大事なのはステップ①です。
というのも、お子さん自身が「自分はこれはできている」という安心感を持つことが大事だからです。
算数嫌い、算数苦手というお子さんは、まずはこのようなステップを踏んでみて下さい。