中学受験は「やることを絞る」が合格への近道!成績が伸びる実践的な学習法

「塾の宿題が終わらない」

「市販の問題集もやらせた方がいい?」

「過去問も始めなきゃ…」

中学受験をしていると、やるべきことが次々に増えていきます。

その結果、多くのご家庭では

・宿題を終わらせるだけ

・分からない問題もそのまま

・解き直しをする時間がない

・新しい教材だけが増えていく

という状態になってしまいます。

しかし、実際に合格している子どもたちを見ていると、共通していることがあります。

それは「やることを増やしている」のではなく、「やることを絞っている」ということです。

中学受験では、勉強量よりも「何をやらないか」を決めることが、合格への近道になります。

中学受験は「全部できる人」が勝つ試験ではない

保護者の方は、「全部できるようになってから受験してほしい」と思われるかもしれません。

しかし、入試は100点を取る試験ではありません。

例えば合格最低点が70点なら、70点を確実に取れる子が合格します。

逆に、

・難問ばかり練習して基本問題を落とす

・全単元を中途半端に勉強する

・あれもこれも手を出す

このような勉強では、合格点に届きません。

「できない問題」より「できる問題」を確実にする

算数では特に、難しい問題が解けることより、基本問題を絶対に落とさないことの方が重要です。

例えば、「計算問題」「一行問題」「基本図形」で毎回ミスをしていては、応用問題を1問解けても合格には近づきません。

まずは、「解けるはずの問題を100%正解する」ことを目標にしましょう。

教材を増やすほど成績は伸びにくくなる

保護者の方から「この問題集も良いと聞いたので買いました。」という相談を受けることがあります。

もちろん良い教材はたくさんあります。

しかし、「良い教材=今の子に必要な教材」とは限りません。

教材が増えると、

・復習できない

・解き直しできない

・どれも中途半端

になってしまいます。

教材は1冊を完璧にする方が強い

例えば、「1冊を5周した子」と「5冊を1周した子」では、圧倒的に前者の方が力が付きます。

理由は、知識は「覚える」より「思い出す」ことで定着するからです。

やることを絞るメリット① 解き直しの時間が確保できる

算数で最も成績が伸びる時間は、実は新しい問題を解いている時間ではありません。

解き直しをしている時間です。

間違えた問題を

・なぜ間違えたか

・何が足りなかったか

・次はどう考えるか

まで確認することで、本当の実力になります。

やることが多すぎると、この時間がなくなります。

やることを絞るメリット② 自信がつく

子どもは、終わらない量を与えられると、「どうせできない」と思うようになります。

反対に、今日やることが明確なら、「今日もできた」という成功体験を積めます。

この積み重ねが、勉強を続ける原動力になります。

やることを絞るメリット③ 毎日続けられる

中学受験は短距離走ではありません。

1年以上続く長距離走です。

そのため、毎日3時間頑張る日と、疲れて全くやらない日を繰り返すより、毎日決まったことを続ける方が成績は伸びます。

継続できる量にすることも、立派な戦略です。

家庭で「やらないこと」を決めよう

おすすめなのは、毎週、「今週やること」だけではなく、「今週やらないこと」も決めることです。

やること

  • 計算毎日10分
  • 今週の授業復習
  • 間違えた問題を2回解き直す
  • 土曜日に確認テスト

やらないこと

  • 新しい問題集
  • 難問ばかり挑戦する
  • 解説を読んで終わる勉強
  • 解き直しを省略すること

このように整理すると、勉強の優先順位がはっきりします。

合格する子ほど「捨てる勇気」を持っている

難関校に合格する子ほど、実は何でもできるわけではありません。

・この単元は後回し

・この問題は飛ばす

・この教材だけ完璧にする

という判断が非常に上手です。

限られた時間を、最も得点につながる学習へ集中させています。

これは受験戦略そのものです。

保護者が意識したいこと

保護者は、「もっとやらせよう」と思いがちです。

しかし、成績を伸ばすためには、増やすことより減らすことを意識してみてください。

子どもが

・本当に理解しているか

・自力で解けるか

・数日後にも解けるか

を確認する方が、新しい問題を増やすより何倍も効果があります。

まとめ

中学受験では、「たくさん勉強した子」が合格するわけではありません。

むしろ、本当に必要な学習だけを繰り返した子が合格に近づきます。

大切なのは、

・教材を増やさない

・基本問題を確実にする

・解き直しを最優先にする

・毎日続けられる量に絞る

・「やらないこと」を決める

という学習スタイルです。

「やることを減らす」という決断は、不安に感じるかもしれません。

しかし、中学受験では、限られた時間を最大限に活用することが何より重要です。

やることを絞ることは、手を抜くことではありません。

本当に合格につながる勉強だけに集中するための、最も効果的な戦略なのです。

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