日本工業大学駒場中学の仕事算の問題の解説と勉強法アドバイス

「仕事算って分数が出てきて難しい…」

「途中で何をしているか分からなくなる…」

そんな方でも大丈夫です。

今回は、分数などを使わずにスッキリ解ける方法を、やさしく解説します。

問題

ある仕事をAさんとBさんが2人で終わらせるには、ちょうど12日かかります。同じ仕事をBさんとCさんが2人でするとちょうど15日かかり、AさんとCさんが2人でするとちょうど20日かかります。Aさん、Bさん、Cさんの3人でこの仕事を終わらせるには何日かかりますか。

解き方の考え方

このタイプの問題は、実は「全部の仕事の量」を、自分で決めてしまうことができます。

今回は、 12・15・20でちょうど割り切れる数にするというのがポイントです。

ステップ①:仕事の量はいくつ?

12・15・20全てで割り切れる数は何か?

→ 答えは「60」です。

なので、全部の仕事=60と考えます。(ここが一番大事!)

ステップ②:1日にできる量を考える

それぞれのペアが、1日にどれだけ進めるかを考えます。

・A+Bは12日で終わる
 → 60 ÷ 12 = 1日で5進む

・B+Cは15日
 → 60 ÷ 15 = 4進む

・A+Cは20日
 → 60 ÷ 20 = 3進む

ステップ③:全部足す

5+4+3=12

ここがポイントです。

ステップ④:「ダブり」に気づく

今の「12」は、Aさんが2回、Bさんが2回、Cさんが2回数えられています。

つまり、3人分が2セット入っている状態です。

ステップ⑤:3人分にする

12 ÷ 2 = 6というのは、「3人で1日に6進むこと」を表します。

ステップ⑥:何日かかる?

全部の仕事は60なので、60 ÷ 6 = 10日

算数が苦手な人へのアドバイス

① 分数で考えない

分からなくなる原因の多くはここです。

まずは「全部を整数にする」ことを意識しましょう

② 「全部=いくつ?」を最初に決める

仕事算はこれでほぼ決まります。

日数がバラバラなときは、全部割り切れる数にするようにしましょう。

③ 足したあと「そのままにしない」

今回のように「同じ人が2回ずつ数えられている」ということに気づくのが超重要です。

まとめ

この問題が苦手な子の多くは、

・分数で混乱する

・「何をしているか分からない」状態になる

という特徴があります。

だからこそ、まずは整数で考える成功体験を積むことがとても重要です。

もしお子さんが「解き方は分かったけど、自分ではできない」という状態であれば、やり方の理解ではなく「再現力」の問題です

この部分を伸ばすことで、算数は一気に伸びていきます。

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