「ちゃんと解き直したはずなのに、テストではまた同じ間違いをしてしまう。」
このような悩みを持つご家庭は少なくありません。
実は、多くのお子さんは「解き直し」はしていても、「どこで間違えたのか」を見つけられていないのです。
算数で成績を伸ばすためには、
・正解した問題を増やすこと
・間違えた原因を見つけること
この2つがとても重要です。
この記事では、算数の成績を伸ばすための
・ミスした箇所の見つけ方
・正しい解き直しの方法
・二度と同じミスをしない勉強法
について詳しく解説します。
なぜ解き直しをしても成績が上がらないのか
よくある解き直しは、
「解説を見る」
↓
「なるほど」
↓
「赤で書き直す」
これだけで終わっています。
しかし、この方法では“解説を読めばできる”だけで、“自分一人でできる”にはなっていません。
算数では「解説を理解すること」ではなく、「解説なしで正解できること」がゴールです。
まずは「どこで間違えたのか」を探そう
間違えた問題は、最後の答えだけを見ても意味がありません。
途中を見て、最初に間違えた場所を探します。
例えば、
① 問題文を読む
↓
② 式を書く
↓
③ 計算する
↓
④ 答えを書く
この4段階なら、どこでズレたのかを確認します。
ミスした箇所の見つけ方
おすすめは、逆向きに確認することです。
例えば、
答え
↓
最後の計算
↓
その前の式
↓
図
↓
問題文
と戻っていきます。
すると「ここまでは合っていた」が分かります。
そして、最初に違っている場所が本当の原因になります。
正しい解き直し方
ステップ1
すぐ解説を見ず、5分考えます。
これだけでも理解は深まります。
ステップ2
最初のミスを探し、答えではなく、途中式を確認します。
ステップ3
解説を閉じましょう。
ここが一番重要です。
ステップ4
何も見ずにもう一度解きましょう。
ここで正解できれば、理解できています。
ステップ5
翌日もう一度きましょう。
時間を空けても解けるなら、本当に身についています。
ご家庭でできる声かけ
間違えたときに「なんで間違えたの?」と言われると、子どもは責められたように感じます。
おすすめなのは
・「最初に間違えた場所はどこかな?」
・「ここまでは合っていたね。」
・「次は何を気を付ければいいかな?」
という声かけです。
原因を一緒に探すことで、子どもは「ミスは成長の材料なんだ」と考えられるようになります。
成績が伸びる子の解き直し
成績が伸びる子は、間違えた問題を「できなかった問題」ではなく、「次はできるようになる問題」として扱っています。
解説を写すのではなく、自分で正解できるまで繰り返します。
この積み重ねが、本番での得点力につながります。
まとめ
算数のミスを減らすためには、答えだけを見るのではなく、「最初に間違えた場所」を見つけることが大切です。
ポイントをまとめると、
・ミスは答えではなく途中式から探す
・問題文・図・式・計算の順に確認する
・解説を見る前に自分で考える時間を作る
・解説を閉じてもう一度解く
・翌日に再チャレンジする
・ミスの原因を言葉で残す
解き直しは、単なる「やり直し」ではありません。
「次は一人で解けるようになるための練習」です。
この習慣が身につけば、ケアレスミスはもちろん、考え方のミスも減り、算数の得点力は確実に伸びていきます。
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