四谷大塚に通っているご家庭にとって「カリキュラムテスト」「組み分けテスト」の2つのテストは非常に重要です。
しかし実際には、
・「カリキュラムテストで点数が取れない」
・「組み分けテストでクラスが落ちた」
・「どう勉強すればいいのか分からない」
という相談をとても多く受けます。
実はこの2つのテストは、目的がまったく違います。
そのため、同じ勉強をしていると成績は上がりません。
この記事では、
・カリキュラムテストの正しい対策
・組み分けテストの勉強法
・成績が上がる家庭学習の進め方
を、算数専門家庭教師の視点から解説します。
カリキュラムテストとは
カリキュラムテストは、その週に習った内容が理解できているかを確認するテストです。
主に出題される範囲は
・予習シリーズ例題
・基本問題
・練習問題
などです。
つまり、「授業内容の理解度テスト」です。
カリキュラムテストの特徴
カリキュラムテストには以下の特徴があります。
出題範囲が狭い
基本的には「直近2週間の単元のみ」です。
そのため、復習ができていれば点数は取れるテストです。
基礎問題が中心
算数の場合、
・例題レベル
・基本問題
が中心です。
難問はほとんど出ません。
つまり、基本を理解しているかを確認するテストです。
勉強すれば点数が上がる
範囲が限定されているため、復習量と得点が直結します。
逆に言えば、点数が低い場合は復習が足りない可能性が高いです。
カリキュラムテスト対策
では、どう勉強すればよいのでしょうか。
重要なのは「例題→類題」の徹底です。
①例題を完璧に理解する
算数ではまず例題の理解が最重要です。
やるべきことは
・解説を読む
・自分で解く
・解き方を説明できるか確認
です。
ここで大切なのは解説を覚えないことです。
大事なのは
なぜこの式になるのかを理解することです。
②基本問題を必ず解く
例題のあとにある基本問題は必ず解きます。
ここで重要なのは自分で解くことです。
よくある失敗は
・解説を見る
・すぐ答えを見る
という勉強です。
これでは理解は定着しません。
③間違えた問題を解き直す
成績が伸びる子は解き直しを必ずしています。
解き直しのポイントは
・なぜ間違えたか
・どこでミスしたか
を確認することです。
ただ答えを覚えても意味がありません。
組み分けテストとは
組み分けテストは、クラスを決めるテストです。
カリキュラムテストとは目的がまったく違います。
組み分けテストの特徴
範囲が広い
基本的に今まで習った内容すべてが範囲になります。
つまり総合テストです。
応用問題が多い
組み分けテストでは
・思考問題
・応用問題
・複合問題
が出ます。
そのため、単元理解だけでは点が取れません。
偏差値で評価される
組み分けテストは偏差値でクラスが決まります。
つまり、周りの生徒との相対評価です。
組み分けテスト対策
組み分けテストでは「基礎+応用力」が必要になります。
①過去単元の復習
最重要なのは過去単元の復習です。
例えば、現在5年生のお子さんであれば「4年生のときに習った単元」も、必ず復習しておきます。
②苦手単元をなくす
組み分けテストでは苦手単元があると点数が落ちます。
よくある例
・割合が苦手
・速さが苦手
・図形が苦手
このような状態では偏差値が安定しません。
③応用問題の演習
組み分けテストでは応用問題の練習が必要です。
おすすめは
・予習シリーズ応用問題
・週テスト問題集
・過去の組み分けテスト
です。
よくある失敗パターン
多くのご家庭で見られる失敗があります。
①カリキュラムテストだけ勉強する
これはとても多いです。
しかし、カリキュラムテストだけでは組み分けテスト対策になりません。
なぜなら、範囲が違うからです。
②解説を覚える
算数でよくあるのが解説暗記です。
しかし、問題が少し変わると解けなくなります。
③復習不足
組み分けテストは復習量で結果が変わります。
特に、小5以降は復習なしでは点数は取れません。
成績が上がる家庭学習の流れ
おすすめの学習サイクルは次の通りです。
①授業
↓
②例題理解
↓
③基本問題
↓
④間違い直し
↓
⑤応用問題
↓
⑥過去単元復習
この流れを作ることでカリキュラムテストも組み分けテストも伸びます。
よくある質問
Q1. カリキュラムテストは満点を目指すべき?
A1. 理想は満点ですが、8割以上を目標にすると良いです。
Q2. 組み分けテストはどれくらい重要?
とても重要です。クラスが変わることで「授業レベル」「周囲のレベル」が変わります。
Q3. クラスが落ちたらどうする?
落ちた原因を分析しましょう。多くの場合は「復習不足」「苦手単元」です。
まとめ
四谷大塚の「カリキュラムテスト」「組み分けテスト」は、目的が違うテストです。
ポイントをまとめると
カリキュラムテスト
→授業内容の理解確認
組み分けテスト
→総合力テスト
そのため、勉強方法も変える必要があります。
正しい学習サイクルを作れば、成績は必ず伸びます。
