塾の集団授業で、こんな悩みはありませんか?
・分からない問題があるのに質問できない
・授業についていけなくなっている
・「質問しなさい」と言ってもできない
実は、質問が苦手な子はとても多いです。
特に中学受験の塾では、
・授業スピードが速い
・周りの子が優秀に見える
・先生が忙しそう
といった理由から、質問できないまま理解不足が積み重なるケースがよくあります。
しかし、安心してください。
質問が苦手でも、ちょっとした工夫で解決できる方法があります。
この記事では、集団授業で質問が苦手な子のための「今すぐできる5つの工夫」を、家庭でも実践できる形で解説します。
集団授業で質問が苦手な子は実は多い
まず知っておいてほしいことがあります。
質問できないのは珍しいことではありません。
むしろ、次のような理由で質問できない子がほとんどです。
・周りの目が気になる
「こんなこと聞いたら恥ずかしい」という気持ちがあります。
特に小4〜小6では、自意識が強くなる時期です。
・何が分からないのか分からない
質問できない子の多くは「全部分からない」状態になっています。
そのため「どこを聞けばいいのか分からない」という状況になります。
・先生が忙しそう
集団塾では「授業後に長い列」「すぐ次の授業」などで質問するタイミングを逃してしまうことも多いです。
質問できないまま放置すると起きる問題
質問できない状態が続くと、次のような問題が起きます。
理解不足が積み重なる
算数は積み上げ科目です。
分からない単元を放置すると
・次の単元が分からない
・応用問題が解けない
という状態になります。
勉強がつまらなくなる
分からないことが増えると「どうせできない」という気持ちになります。
これが続くと「算数嫌い」になってしまいます。
模試の成績が下がる
理解不足が積み重なると「ケアレスミスが増える」「応用問題が解けない」という形で、偏差値が下がる原因になります。
集団授業で質問が苦手な子のための5つの工夫
ここからは、今すぐできる具体的な方法を紹介します。
工夫① 質問を「授業中」にしなくてよいと伝える
まず大事なことがあります。
「質問は授業中でなくてもよい」ということです。
例えば「授業後」「次の授業前」「家庭でまとめて質問」でも問題ありません。
「今聞かなきゃ」と思うと心理的ハードルが上がります。
まずは「質問するタイミングは自由」と考えることが大切です。
工夫② 「質問ノート」を作る
質問が苦手な子には「質問ノート」がおすすめです。
書く内容はシンプルで大丈夫です。
例
・問題番号
・どこで止まったか
・自分の考え
例
予習シリーズ p45 例題2ここまでは分かった
↓
この式の意味が分からない
こうしておくと先生にも質問しやすくなります。
工夫③ 「ここまでは分かった」を書く
質問が苦手な子は「全部分からない」と言ってしまいます。
しかし先生は「どこが分からないのか」を知りたいのです。
そのため、質問のときは「ここまでは分かった」「ここから分からない」を書いておくと良いです。
例
図までは描けた
↓
式の作り方が分からない
これだけで質問の質が大きく変わります。
工夫④ 家庭で「質問練習」をする
質問が苦手な子は、「質問の経験が少ないこと」が多いです。
そのため、家庭で練習すると良いです。
例えば、親が先生役になります。
子ども「ここが分からない」
親「どこまで分かった?」
子ども「ここまで」
このような練習をするだけで、質問力はかなり上がります。
工夫⑤ 「分からない」をOKにする
質問できない最大の理由は「恥ずかしさ」です。
しかし大事なことがあります。
分からないことは悪いことではありません。
むしろ「質問できる子」の方が成績は伸びやすいです。
なぜなら
・理解不足を放置しない
・すぐ修正できる
からです。
家庭ではぜひ「分からないのは普通」と伝えてあげてください。
質問が苦手な子は家庭サポートがとても重要
質問が苦手な子の場合、家庭のサポートがとても重要です。
例えば
・質問ノートを一緒に作る
・分からない問題をチェックする
・質問するタイミングを考える
こうしたサポートがあるだけで、理解不足を防ぐことができます。
よくある質問
Q1. 質問できない子は成績が伸びませんか?
A1. そんなことはありません。
質問が苦手でも
・家庭で復習する
・個別で質問する
などの方法で補うことができます。大事なのは「分からない問題を放置しないこと」です。
Q2. 親が教えてもよいですか?
A2. 基本的には問題ありません。ただし答えを教えるのはおすすめしません。大事なのは
・ヒントを出す
・考え方を整理する
ことです。
Q3. それでも質問できない場合は?
A3. どうしても難しい場合は「個別指導」「家庭教師」などで、質問しやすい環境を作ることも一つの方法です。
まとめ
質問が苦手な子は、性格の問題ではありません。
多くの場合「方法を知らないだけ」です。
今回紹介したポイントをまとめます。
・質問は授業中でなくてもよい
・質問ノートを作る
・「ここまで分かった」を書く
・家庭で質問練習をする
・分からないをOKにする
この5つを実践するだけで、質問のハードルはかなり下がります。
質問ができるようになると
・理解が深まる
・成績が上がる
・勉強が楽になる
という良い循環が生まれます。
ぜひ今日から実践してみてください。
