「算数は基礎が大事」と言われても分からない…その悩みを解決します

「算数は基礎が大事」とよく言われますよね。

しかし実際には、

・そもそも“基礎”って何?

・基礎をやっているつもりなのに身につかない

・子どもがすぐ応用問題に進みたがる

このように悩まれているお母さんは非常に多いです。

結論から言うと、算数の基礎とは「基礎例題の解き方を理解して、何も見ないで再現できる状態」のことです。

この記事では、「基礎とは何か」から「家庭でできる具体的な身につけ方」まで、分かりやすく解説します。

算数の「基礎」とは何か?

基礎=簡単な問題ではない

多くの方が勘違いしていますが、基礎とは「簡単な問題」のことではありません。

例えば、

・計算問題

・一行問題

・基本例題

これらは「基礎になり得る問題」ですが、解けるだけでは基礎とは言えません。

基礎とは「考え方の再現力」

本当の基礎とは、

・なぜその式になるのか説明できる

・同じ考え方を別の問題でも使える

・何も見ずに正確に解ける

この3つが揃った状態です。

つまり、「分かった」ではなく「自分でできる」が基礎です。

なぜ基礎が身につかないのか?

解説を読んで終わっている

一番多い原因がこれです。

・解説を読んで「なるほど」と思う

・ノートに写す

・次の問題へ進む

この流れでは、実はほとんど身についていません。

なぜなら、“自分の力で再現する”という最も重要な練習をしていないからです。

「できたつもり」で終わっている

例えば、

・1回解けた

・ヒントを見ながら解けた

・解説を見て理解した

これらはすべて「できたつもり」です。

基礎が身につくかどうかは、何も見ずにもう一度解けるかで決まります。

基礎を身につける正しい手順

ここが一番大切です。

ご家庭では、ぜひ以下の流れを徹底してください。

①例題の「考え方」を理解する

ただ答えを追うのではなく、

・なぜこの式になるのか

・どこに注目しているのか

を意識します。

ポイントは「どうやって解いたか」ではなく「なぜその考え方を使ったか」を見ることです。

②何も見ないで解く

ここが最重要です。

・解説を閉じる

・ノートも見ない

・最初から自力で解く

ここで詰まるなら、まだ基礎ではありません

③もう一度、考え方を確認する

間違えた場合は「どこで止まったか」「何を思いつけなかったか」を確認します。

正解かどうかより「どこで考えられなかったか」を重視します。

④類題で同じことをする

別の問題でも、

・同じ考え方が使えるか

・自力で再現できるか

を確認します。

ここまでできて初めて「基礎が身についた」と言えます。

家庭でできる具体的な声かけ

お母さんの関わり方もとても重要です。

NGな声かけ

・「なんでできないの?」

・「さっきやったでしょ」

・「ちゃんと考えて」

では、子どもは何をすればいいか分かりません。

効果的な声かけ

・「何も見ないでできる?」

・「どこで分からなくなった?」

・「どう考えればよさそう?」

という風に、考え方に意識を向けさせることが大切です

「基礎ができている子」の特徴

基礎ができている子は、次のような状態です。

・初めての問題でも落ち着いて考えられる

・途中で止まっても、自分で立て直せる

・ミスしても原因を説明できる

これはすべて、考え方を再現できる力があるからです。

まとめ

最後にポイントを整理します。

・基礎とは「何も見ずに解き方を再現できること」

・解説を読むだけでは身につかない

・「何も見ないで解く」が最重要

・類題で同じ考え方を使えるか確認する

そして何より大切なのは、できる問題を確実に増やすことです。

お子さんが基礎でつまずいている場合、「やる気がない」のではありません。

多くの場合、正しいやり方を知らないだけです

ですので、

・解説を読ませるだけで終わらない

・必ず「何も見ないで解く」練習をする

の2つを意識してみてください。

それだけでも、算数の理解は大きく変わっていきます。

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